9/30、大名小学校跡地にあるFukuoka Groth Next内の福岡雇用労働センター(FECC)にて、エンゲージメントについてお話しさせていただきました。
コロナ危機からの業績回復と絡めてお伝えした今回。
多様な業界から50社余りの企業様にオンラインでご参加いただきました。
”エンゲージメント”という言葉の認知度がそう高くないことを想定し、セミナーのタイトルには敢えて”従業員満足度”とも記載していましたが、参加された方のアンテナは高い印象でした。
当日の内容は以下の通り。
(1) コロナにより生じた中小企業の課題と優先順位
(2) 業績回復の前提条件
(3) 組織づくりとエンゲージメント
(4) 自組織のエンゲージメント把握・改善に有効なサーベイの紹介・比較
(5) 「簡易版:エンゲージメントサーベイ」の紹介
(6) サーベイで出た課題回答に対する、類型別の課題解消方法
(2)の部分では、「A業績がなかなか回復しない企業とB早期に回復している企業とでは何が違うのか」という問いを参加者の皆さんにも考えていただきました。
そう、その答えがエンゲージメントと大きく関わるのです。
弊社Anteでは、エンゲージメントを4つの分野と2つの側面の8領域で捉えています。
●4つの分野:A.ビジョン・戦略 B.制度・構造 C.業務 D.人間関係
●2つの側面:ハード(会社が整備すべきもの)、ソフト(チームや個人が改善できるもの)
(ここは余談ですが、このマトリクスを見出すまで、ああでもないこうでもないと かなり試行錯誤しました ><)
セミナーでもこの8領域を解説し、簡易診断ツールを提示してその場で参加者に自社のセルフチェックをしてもらいました。
その結果、それぞれの組織の課題を発見していただき「あんな風に分解して考えたことがなかったので新鮮でしたし、薄々感じてたことがやっぱりか!と明確になりました」との感想もいただきました。
その後、エンゲージメントを高める具体的な手法を、この8領域と関連づけて解説。具体的にイメージしていただけたようでした。
セミナーの後半は、弁護士や社労士の先生方との対談。
「法務・労務から考えるエンゲージメント向上」について具体的な事例を伺うことができ、私も大変勉強になりました。
エンゲージメントの向上の第一ステップは言うまでもなく「現状の見える化」です。
弊社の独自サーベイ”Antenna”は、上記の8領域から組織の状態を高い制度で見える化します。測定後のアクションが見えやすいのことも特徴です。
前回の記事にも書きましたが、ここ数年で多くの組織サーベイが開発されていますので、どのサーベイを導入するか迷われている企業様もお気軽にお声掛けください。
貴社の課題を伺い、フラットにアドバイスさせていただきます。
最後になりましたが、今回貴重な機会をくださったFECC関係者の皆様、ご参加の皆様、本当にありがとうございました!
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