”エンゲージメント”(engagement) とは、従業員の
1 仕事に主体的に取り組んでいる状態
2 組織に対する愛着心
を表す指標です。
つまり「仕事が面白い、会社が好き」という状態を数値に表したものです。
恋愛関係でいうと
エンゲージメントが「高い」状態は「両思い」の状態。
お互いの価値観が一致し、未来を前向きに捉えています。
逆にエンゲージメントが「低い」状態は「別れる手前」。
気持ちが離れ、未来への希望が失われかけている状態です。
エンゲージメントは「生産性」や「収益性」、「離職率」「商品サービスの欠陥」との関連が証明されており、組織課題解決の鍵として注目が集まっている概念です。
(生産性との関連が薄い“従業員満足度”や、仕事に対する個人的な“モチベーション”の上位に位置する概念)
エンゲージメントは「個人と組織の目的の重なり」とも言い換えることができます。
「企業が目指すもの(理念・戦略)」と「従業員一人ひとりが目指すもの(価値観・将来ビジョン)」との重なりを見出すことで、従業員の「この会社、この仕事を通じて自己実現できる」との想いが強くなり、エンゲージメントが高まります。
エンゲージメント向上の効果は多方面に及びます。
《エンゲージメント向上で得られる効果》
・後ろ向きな離職が減る
・管理職のマネジメント力が上がる
・チームの関係性が良くなる
・企業理念、経営者の想いが末端まで伝わる
・一人ひとりの主体性、パフォーマンスが上がる
・業績アップ
・優秀な人材の確保
Anteは エンゲージメント向上を実現する組織開発の専門家として、地方企業の持続的な発展をサポートします。
私たちが大切にしているのは
《社員が主体的につくる》エンゲージメント。
従業員の要望に会社が応えることは、一時的な負の解消にしかなりません。
(例えば「給与が低い」という要望に応えて給与を上げても、すぐにその水準に慣れて別の不満が出てくることが多い)
長く続く”お互いに幸せな関係”を作るには、従業員主体となった取組が必須です。
単なる”エンゲージメント向上”の先にある、《社員が主体的につくる》持続可能なエンゲージメントへ。