転職が前提の今、新人研修の役割とは

2021年10月11日 in ALL, BUSINESS, COLUMN - No Comments


8月に発表されたマイナビの「2021年新入社員の意識調査」。
(2021年に新卒入社した男女(新入社員)800名が対象)

調査結果によると、入社した会社を
「3年以内に退職予定」と回答したのは28.3%(前年比0.3pt増)
「10年以内に退職予定」は51.0%(前年比0.7pt増)という結果でした。

つまり、半数が
10年以内に転職(起業その他含む)を考えているのです。

そんなに多いの!と感じる方、まぁそうかもなと感じる方
様々かと思います。
(マイナビ調査には他にも有益なデータがあります
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/07


「入社した時点で、すでに辞めることを考えている」

優秀な人に長く活躍してほしいと思う経営者にとっては
少しショッキングな数値ですよね。

しかし、適度の離職は健全な代謝に必要ですし
ここ5年で徐々にジョブ型雇用も進んでいるので、
今後も人材の流動化は避けられません。

新人研修においても、私たちはこの事実を受け止めながら
目的やカリキュラムを組み立てる必要があります。

転職が前提の新人に、どんな研修が有効なのか⁇

今日は具体的内容ではなく、
研修の「目的設定」についてお伝えしたいと思います。
 
一般的に新入社員研修は
「マインドセット、スキルセット」に重きが置かれます。

もちろんそれも不可欠ですが、弊社が大切にしているポイントは
「この会社で今 働く意味を見つける」こと。
つまりキャリア視点でのカリキュラムを組み込むことです。

例えば、自社のビジョンと個人のビジョンの『重なり』を見つける研修。
 
内定前にも各自がやっていることではありますが、
就活では多少のお化粧をして作っている志望動機。
内定前に「本音」を引き出せている企業は多くありません。

新人研修の中で、
会社の理念・ビジョン、事業内容の意図を確認し
「なぜこの会社なのか」「どうなっていきたいのか」を
改めて言語化する。

入社直後のまっさらな状態がだからこそ
素直に重なりを見いだすことができます。
 
新入社員が自分の本心と向き合って出した
「今この会社で働く、自分なりの意味、メリット」は
大きな内発的動機となります。

また、それぞれの本音ベースの『やる気スイッチ』を
上司が認識することで
部下のマネジメントも楽になりますね。

* 7/29開催 FECCセミナー
「個人のキャリアビジョン」と「組織ビジョン」の”重なりを見出す”方法
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https://fukuoka-ecc.jp/category/minogashi/

 
なお、新入社員研修はその後の現場OJTとの連携があって
初めて効果を発揮します。

現場OJTにおいて、流動化時代に特に意識したいのは
「市場価値を一緒に高める」という視点です。

個人の市場価値向上を会社ぐるみで応援してくれる。
社員にとってこんなに心強いことはありませんし
日々の業務における目的意識が倍増します。

もちろん個人の価値が高まることは転職にも有利に働きますが、
「ここにいても無駄だ」という人が多い状況よりも離職は少なく、
全体のパフォーマンス、成長速度はずっと大きくなります。
「市場価値を上げてくれる会社」という企業価値は採用にも有利に働きます。

 
弊社もクライアント企業様と来年度に向けた
カリキュラム検討、OJT検討に入りました(新卒&中途採用)。
 
どんな強みを持った方々と出会えるのか、今から楽しみです!

kazuko

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